お母さんの口癖が子どもの成長を止めている

「うちの子にはまだ無理」
が口癖だったお母さん。

ご主人の単身赴任先に
どうしても行かなくてはいけなくなりました。
しかも1泊しなくてはいけません。

子どもは学校を休ませるわけにはいかず
置いていかなくてはなりませんでした。
「1泊のお留守番なんてこの子には無理」と
思い、誰かに泊りに来てもらうことも考えたんですって。
しかし、子どもに
「大丈夫だよ ちゃんとやれるから」
と言われて、
子どもを家に残し、ご主人の単身先にいきました。

いつもはお母さんがしている食事の支度、後片付け、
お風呂の用意、電気やガスの管理もし、
朝も自分で起き、ゴミ捨てをして学校に行ったそうです。

「やればできるのに、
私が勝手に『できない』『無理』と決めつけていたのね」

とこのお母さんは話していました。

私の口癖は「危ない」です。
息子が何かしようとしても「危ない」と言ってしまい
子どもの行動を止めてしまうことがあるんです。

あなたの口癖は何ですか?

「無理」という口癖も
「危ない」という口癖も
子どもの行動を制限しているんではないでしょうか

それって、子どもの成長にも影響しそうですね。

私の口癖で子どもの成長を止めているなんて
そんなのヤダ~ と思いました。

自分の口癖に意識を向けてみる
そんなところから始めてみようと思うのですが、
自分のことってなかなか気づかないんですよね。

しかし、他人のことはよくわかるなんてことないですか
他人は私の口癖に気が付いているかもしれないですね。

コーチングには「フィードバック」というのがあります。
見えている事実や聞こえた事実 そしてその時の気持ちなどを
相手に伝える
ことをいうのです。
このフィードバックをしてもらえば私が気が付いてない口癖を
知ることができそうです
まずは、家族から始めてみようと思います。

余談ですが、
このお母さんの話には続きがあって、
お子さんから「お留守番中で一番大変だったことは
食後の後片付けだった」と言われたそうです。

このお留守番の後、
食べ終わった食器をシンクに持って行くことをしなかったのに、
持っていくようになったそうです。
それだけではなく、お母さんに「ありがとう 」と言ってくれるように
なったんですって